ABOUT US

 私たち茶屋ファームは富山県五箇山地方にある利賀村という人口わずか400人程度の地域で活動する農事組合法人で、主にそばを栽培しています。利賀村では昔からそばづくりが行われていて村おこしでそば祭りを開催するほどですが、過疎化により農業が衰退の一途をたどっています。

 このままでは利賀のそばが無くなってしまいますし、何より耕作放棄地が増えると村に荒廃感が漂ってしまいます。

 そこで私たちは利賀のそばをもっと広く知ってもらい、もっと多くの人に親しまれるようにして、そばづくりを産業として成り立たせることを目標としています。担い手を増やし、利賀のそばを守り、ひいてはそれが村を守ることにつながれば、これ以上の喜びはございません。

利賀村について

 利賀村は世界遺産の合掌造り集落で知られる平村・上平村と合わせて五箇三村と呼ばれ、平家の落人伝説が残されるような秘境です。前田家加賀藩の時代には重罪人の流刑地となったり、軍事機密でもある硝煙の生産地とされたりもしました。とんでもない山奥にひっそりと存在しています。

 林業で栄えたピーク時には4,000人を超えた人口も今現在は10分の1ほどになり、急激な過疎化が進む地域となっています。全国を代表する豪雪地帯であり、市街地から遠くて自然環境も厳しい、日々の生活すら大変なところです。

 ただ、自然は豊かで美しく、日本の原風景が残っている場所でもあります。春に獅子祭り、夏に演劇祭、秋に新そば祭りが開かれて多くの人々が村を訪れます。このまま消え去るには惜しい、人を惹きつける何かが利賀村にはあります。農業だけですべての問題は解決できませんが、それでも何かのお役に立ちたい、利賀村の存続に貢献したいと考えております。

自然の恵み『霧下そば』

 自然は厳しいばかりではなく恵みも施してくれます。標高500~700mで昼夜の気温差が大きく朝方に霧が発生しやすい自然条件下の場所を霧下地帯と呼びます。当ファームの蕎麦畑は標高600m前後のところにありますが、こうした霧下地帯で育てられた蕎麦は味覚・栄養・粒型ともに優れていると評価されています。

 当ファームでは農薬や化学肥料を使わない特別栽培に取り組んでいます。利賀村で育てた美味しい蕎麦を1人でも多くの方に召し上がっていただきたいです。


住所:〒939-2507 富山県南砺市利賀村178-1 株式会社野原組内(2階)

TEL:0763-68-2778

MAIL:chaya-farm@outlook.com

代表:吉田 信一郎

※ 外で作業をしていることが多いため、もしお問い合わせがございましたらメールでご連絡いただけた方が早くご対応できます。下記リンクのお問い合わせフォームもご利用いただけます。勝手を申しますが何卒よろしくお願いいたします。