そばをそのまま味わえる新名物!そばタコスに密着


 こんにちは、富山のライターのあみです。

 今回私は南砺市利賀村の『新そば祭り in TOGA』に行ってきました。新そば祭りとはそば打ち名人による打ち立ての新そばが楽しめるイベント。今年は10月26、27日の2日間の開催で県内外から多くのお客さんが訪れました。

 富山産、長野産、青森産の新そばが計5000食分用意され開会からお昼を過ぎても屋外まで伸びる長蛇の列が……。

 そんな新そば祭りに新感覚のそばフードがあるのだとか。その名もそばタコス!いったいどんな料理なのか、利賀産そば粉を使ったタコス屋 Borrachoさんのご協力のもと調査してみようと思います。

Borrachoさんでは

・そばタコス

・天ぷらそばタコス

・宮古島のくじゃくタコス

・イノシシタコス

の4種類のタコスを提供。

 そばタコスにはそば粉を使った生地「そばティーヤ」を使用しています。「そばティーヤ」とは、蕎麦打ちの生地をつくる要領で手でこねて、それからプレス機で1枚1枚丹念に円形に仕上げたもの。そば粉は、利賀でそばを栽培している茶屋ファームさんのものを100%使っています。

 農薬や化学肥料を使わない特別栽培で大切に育てられたそば粉です。そんなこだわりの「そばティーヤ」に玉ねぎ、ニンジン、むかご、さつまいものかき揚げを乗せ麺つゆジュレを添えた天ぷらそばタコスをいざ実食。

 そばが感じられる……というよりかそばそのものという感じ。そばの風味がダイレクトに口に広がります。「片手で食べられるそばって感じでしょ?」と店主の昇二郎さん。まさにその通りで片手でそばが楽しめる、新感覚のワンハンドフードとなっています。

 イノシシ肉やかき揚げの野菜も利賀産のもので利賀の魅力がつまった逸品です。普段口にする機会が少ないイノシシ肉やクジャク肉ですが癖がなくどなたでも食べやすい味わいでイノシシやクジャクってどんな味?と店主の昇二郎さんに相談しながらも買っていかれるお客さんの様子が見受けられました。

 Borrachoに来店されるお客さんのはほとんどは若い世代で、タコスに馴染みがないご高齢の方はなかなか手が伸びない様子でした。昇二郎さんはもっと色んな世代の方に気軽に楽しんで欲しいと語りつつ、「大谷翔平氏がベンチで天そばタコスを食べてもらえるまでになりたいです。大谷は50-50、Borrachoのそばティーヤは100なんてCMまで行けたら最高です。」と大きく意気込みました。

どの世代の方にも食べやすいそばタコス、ぜひ1度ご賞味ください。


Borrachoのインスタグラムはこちら。

https://www.instagram.com/borrachomexicano?igsh=YW1uOG5ra2syb2t6

ライターへの仕事の依頼ページはこちら。

https://www.lancers.jp/profile/ami_rom101010


茶屋ファーム

合掌造りで知られる富山県五箇山地方の人口わずか400人ほどの秘境・利賀村で蕎麦の栽培をしています。美味しい蕎麦をみなさまにお届けできるよう農薬や化学肥料を使わない特別栽培で大切に育てています。

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